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【管理人必見】マンションの手すりの取り付け方とは?

2023.08.02

マンションの入居者のために住みやすい環境を整えることは管理人の役割です。
住人に高齢者が多い、住人から手すりがほしいと声が上がっているといった場合、マンションの共用部である廊下や階段などに歩きやすいように手すりの取り付けを検討するとよいでしょう。

この記事では、業者の選び方、工事費用などマンションに手すりを取り付ける方法を解説します。

マンションに手すりを取り付ける業者を探す

【管理人必見】マンションの手すりの取り付け方とは?

マンションに手すりを付けることが決まったら、業者を選びましょう。
手すりからの墜落や手すりの落下は大問題なのでプロの業者に依頼しましょう。

手すりの取り付けは頻繁に行うものではないので、どのように業者を選ぶべきか迷う方もいるでしょう。
ここでは、手すり取り付けを依頼する業者の選び方を解説します。

信頼できる業者を選ぶ

どんな業者を選ぶべきか迷った場合は、手すり取り付けの実績を調べましょう。
業者として長年の実績があれば、充分な技術力を持っていると判断できます。

まずはマンションの近くにある業者や工事関連で有名な会社のホームページを確認してみるのもよいでしょう。
近年多くの企業がホームページを開設し、業務内容や施工実績を公開しています。

施工実績では、これまで施工した建物の種類、実績数、施工の質などを確認してください。
業者の得意な施工の種類が分かります。

写真と施工内容のコメントを一緒に掲載している業者も多いため、視覚的にもイメージしやすいでしょう。

その他の判断材料は手すりの品質です。
専門に取り扱っている人でなければ、どのような手すりがよいのかは判断しづらいでしょう。

その場合は業者が公開している認定証や登録証などを確認するのも業者選定の一つの方法です。

マンションの手すりは一般住宅よりも多くの人が使用します。
あらゆる年代の人が使用することを考え、安全面や耐久面で一定の基準を満たしている必要があります。

優良住宅部品(BL部品)、日本アルミ手摺工業会に登録されている製品であるなど専門の機関によって品質が認められている製品だと安全でよいでしょう。

複数の業者を比較する

依頼したい業者が見つかったら見積りを依頼しましょう。
問い合わせをするときに、気になる業者一社のみに連絡をする方も多いかもしれません。

もちろんその方法も間違いではありませんが、複数の業者を調べて比較してみると業者ごとの違いが分かります。
一社だけに見積もりを依頼するよりも複数の業者に見積もりを依頼した方が、適正な価格を判断できるからです。

安全性や耐久性が不十分な工事や、あまりにも高額な金額を請求してくる悪質な業者も存在しています。
施工作業も自社で行うのか、外部に依頼するのかでは費用も変わります。

自社施工であれば、従業員による作業で完結するので中間手数料はかかりません。
しかし一部業者では下請けや協力業者に依頼していることもあり、その分の手数料が上乗せされて依頼者に請求される場合もあります。

複数の業者を比較するメリットは、適正な価格を判断できるだけではありません。
取り扱いのある手すりの素材やカラー、大きさなども業者によって違う場合もあります。

またアフターフォローや工事保証年数の違いなども確認し比較するべきです。
それらを比較して信頼できそうだと判断した業者を選び、手すりの取り付けを依頼しましょう。

マンションの手すり取り付け工事費用の相場

【管理人必見】マンションの手すりの取り付け方とは?

業者によって手すり取り付け工事の費用は違いますが、手すり取り付け費用の総額の計算方法は多くの場合は以下のとおりに計算されます。

手すり本体の価格 + 取り付け工事の費用 + その他の経費
まずは手すり本体の価格について解説します。

手すりの種類によって価格が変わる

手すりの種類は木製、スチール製、ステンレス製、アルミ製など、さまざまな種類があります。
手すりのグレードも簡易的なタイプから頑丈なタイプまで幅広く販売されています。

業者のホームページにカタログや取り扱いのある手すりのタイプを公開している場合もあるので確認しておくのもよいでしょう。

手すりの素材や形などによって価格が変わります。
細かい装飾を希望したり手すりの素材にこだわったりするとものによっては数十万円必要なケースもあります。

手すりの素材は室内であれば木製でも十分ですが、マンションの外側に取り付ける手すりは雨や太陽に照らされることを考えて金属製の手すりを取り付けるケースがほとんどです。

スチール製は強度も加工性もありますが、性質上さびやすいため、塗装などのリフォームの頻度が多くなることが予想されます。
さびによる劣化を防ぎたいのであれば、ステンレス製もありますが価格が高くなります。

特に最近のトレンドでいうと近年開発が進み、強度も認められているアルミ製の手すりであれば、さびによる劣化も少なく価格も抑えられるため需要が多い素材です。
マンション住人が使いやすい形状で、リフォーム不要な耐久性のある手すりを選ぶようにするとよいでしょう。

工事費用の相場は1mあたり約3万円から

手すり本体の価格と同じように、手すり取り付け工事の内容によって大きく費用が変わります。

一般的な工事費用の相場は1mあたり約3〜6万円です。
しかし手すり取り付けの本数が多い、大規模な工事をする必要があるなどの場合は工事の日数も長くなり費用も高くなる可能性があります。

また現在の手すりを別の手すりに交換するケースでは、既存の手すりの撤去費用も含まれるため数十万円かかる場合もあります。

費用はプロの業者が実際にマンションに出向いて手すりを取り付ける場所の状態や、素材などをもとに判断することがほとんどです。
現場の状態を考慮して、マンションに合わせた手すりの種類や大きさを提案されることもあります。

業者の担当者と相談をして決めましょう。

手すりの取り付けは事前に計画を立てる

【管理人必見】マンションの手すりの取り付け方とは?

マンションの共用部分は多くの人が利用する場所です。
できるだけ利用者に迷惑がかからないよう、短期間で手すりの取り付けを終えたいと考える方もいるでしょう。

既存の手すりが劣化してしまって使用が難しい場合や、手すりがなく危険な状態である場合は早急に手すりを取り替える必要があります。

スムーズに作業を進めるには事前に手すりの取り付けの計画を立てておくことが大切です。

設置場所を明確にする

業者の選別や話し合いを円滑に進めるためにも手すりの設置場所を明確にしましょう。
新規で取り付けたいのか、リフォームなのかによっても費用や工事の日数も違ってくるものです。

設置場所を具体化するだけでも、おおよその工事費用が把握できます。
たとえば「マンションの廊下のこの位置に」「これくらいの長さで取り付けたい」「高齢者や子どもなどが使いやすいもの」といったように言葉で明確に説明できるようにしておくと業者側も工事のイメージがしやすく話し合いも短時間で済みます。

希望を明確にすることはスムーズな作業計画へとつながり、入居者の住みやすい環境作りへとつながっていることを理解しましょう。

自治体の助成制度を調べておく

手すりの設置の目的によって自治体の助成制度を利用できる可能性もあります。
バリアフリー環境を整えるために手すりを取り付けたいのであれば、公的助成金が支給される可能性が高いため自治体に確認しておきましょう。

これまで解説してきたとおり手すりの取り付け費用は、手すりの種類や大きさによっても大きく変動します。
実際に見積もりをしてもらった費用と、考えていた予算が合わない場合もあるでしょう。

しかし助成金が利用できるケースであれば、手すり工事の費用を抑えることも可能です。

高齢者やハンディのある人が住んでいるにもかかわらず「費用が高くなるから」といって適切な手すりを取り付けないのは危険な行為です。
転倒し怪我をする可能性も考えられます。
ハンディのある人もない人も住みやすい場所にするためにも利用しやすい手すりを取り付けましょう。

マンションの手すり取り付けは信用できる業者に依頼しよう

【管理人必見】マンションの手すりの取り付け方とは?

マンションに手すりを取り付けるには、信頼できるプロの業者に依頼することが重要です。
そのために手すりを取り付ける目的や設置場所、希望を明確にしておきましょう。

業者によって得意とするサービスも違い、手すりの種類や形、費用も変わってきます。
マンションの共用部に希望どおりの手すりを取り付けて住みやすい環境を整えましょう。

白水興産株式会社では、マンション用のアルミ製手すりを多数取り扱っております。
ガラス仕様からシステムルーバー仕様、格子仕様などの中からマンションに合わせたタイプを取り付け可能です。

カラーはシルバーやステンカラーの他、アンバーやブラックも用意しており、マンション外側の見た目の向上を考えたデザインを採用しています。

白水興産株式会社ではアルミ製手すりの施工の実績も豊富です。
アルミ手すりの設置をご検討されている方は、ぜひご相談ください。